比較・計測

放射線量・ラドンガス量の計測

鉱石の放射線量/ラドンガス量を計測しました。

テストの結果(平成20年7月26日、土曜日、6畳間、室温31.6℃)
鉱石(ガスタイナーストーン)表面の放射線量が

約12.14μSv/461g (γ線(※1)10~18%含有)から
・20cm離すと約12分の1以下(1.17μSv/hr)
・40cm離すと約30分の1以下(0.39μSv/hr)
・60cm離すと約60分の1以下(0.18μSv/hr)という結果が出ました。

また、上記の鉱石を約3Lの密封された容器に入れて
ラドン計測機で計測したところ8,938Bqの数値が出ました。
※1γ(ガンマ)線:原子核が崩壊するときに放出される電磁波の一種です。

各鉱石の放射線量およびラドンガス量測定結果

下記に各鉱石を上記と同条件で計測した比較結果を掲載致します。
*ラドンの計測に関しては計測条件、その他の諸条件により変化します。

ガスタイナーストーン

産 地  オーストリア
石種(呼称)  ガスタイナーストーン
(バドガシュタイン鉱石)
重 量  777g
ラドン量  2102Bq
放射線量  0.838μSv/hr
坑道内の鉱石

産 地  オーストリア
石種(呼称)  坑道内鉱石
重 量  803g
ラドン量  60Bq
放射線量  0.461μSv/hr
北投石(秋田県仙北市)

産 地  秋田県仙北市
石種(呼称)  北投石
重 量  629g
ラドン量  377Bq
放射線量  9.911μSv/hr
中華人民共和国

産 地  中華人民共和国
石種(呼称)  不 明
重 量  327g
ラドン量  30Bq
放射線量  0.335μSv/hr

各鉱石測定結果グラフ

重量を平均の634gにし、各鉱石のラドン量、放射線量を比較いたしました。